2012年8月2日木曜日

[London2012]クラスで3番。

ランチタイムのことである。
作り置きに違いないマズいチャーハンを口に押し込んでると、隣の席の会話が漏れ聞こえてくる。

「なんか、銅ばっかりでちっとも金が取れないなぁ。ダメだなぁ。」

そうか?

脂ギトギトのそのお父さんにちょっと言ってやりたくなった。

もちろん1番を目指すのは素晴らしいことだし、大切なことだ。目指すのは当然そこでいい。

だけど、結果が3番だったとしよう。
でもそのポジションを世界中のどれだけの人が狙っていると思う?

あなたの子供が、一生懸命にがんばって、「クラスで3番になったよ」と言われたらどうですか?

たぶんお父さんは褒めるでしょ、「すごく頑張った、よくやった」と。

クラスで3番になるのだって大変なことだ。ましてや学校どころか、世界で3番なんだよ。

目指してたのが1番だとすれば、本人が悔しいのは当然だと思う。僕らだって金メダルを獲得してくれたらもっとうれしいと思う。

だけど、彼らは、出場するだけでもすごいのに、そんな結果を残したんだ。本当に本当にすごいんだ。そう思ってやりたい。

僕たちは応援することしかできないから。
応援するってのはそういうことだ。

「1番じゃなきゃダメなんですか?」

こういうときに使うんだよ、この言葉は(^^;

2 件のコメント:

Makiko さんのコメント...

心から、同感です。特に最後のコメント、胸がすっきりしたぁ~~~!!

kaz144 さんのコメント...

>Makikoさん
コメントありがとうございます。
共感いただけてうれしいです!
と、こんなことを書いていたら「銀銀」と来ましたね~!
がんばれニッポン!