2013年11月21日木曜日

ファンタジスタはいませんでしたよ。

Jリーグは佳境(と書くとつい昨日の話を思い出してしまう・・涙)。欧州プレーオフ。代表の新ユニはどうなんだ(試合じゃなくてソコ?とセルフツッコミ)。とか、そんな時節柄、野球モノに続いて蹴球モノを読みました。

古本屋では基本背表紙しか見えないので、タイトルだけで手に取った鯨統一郎「ファンタジスタはどこにいる?」
ちなみに、新刊のときのタイトルが「ハッとしてトリック!」だそうで。いやーんこっぱずかしぃぃ(@_@)

舞台はJリーグ、時期的にはジーコジャパンの初期のころ、といえばわかりやすいか(そうでもないか)。Jリーグはまだ2ステージ制の時代で、浦和レッズは初優勝に向かっている・・・・文庫のしかも中古だからね、まぁかなり古い話ですな~(^^;
著者はおそらく私と同じサッカークラブが好き。

読み始めてまず思う。サッカーについて「説明的」すぎる。しかもその説明がフツーの人にはわかりにくい、というか片手落ち的だと感じたり。
あと、実在のチームや選手が大半なので、「架空の部分」が限られてしまい、全体のスケールに比べて話そのものが小さくなっいる、そんな気がしたですわ。

ま、ミステリーなんでサッカーそのものは関係ないっちゃないんですが(^^;

でそのミステリーですが・・・まあそのー。
語り部だと思ってた人がそうでなかった時点で。事件全体を俯瞰で見ない探偵役はいないしね。動機は浅見光彦とかで見たことあるやつだし、しかもその手口は・・なんじゃそりゃ。

・・・10月の代表戦(対セルビア対ベラルーシ)みたいだった。って感想でどう?

0 件のコメント: