2014年10月30日木曜日

通勤電車で読むロング・ストーリー、ショート・ストーリー。

最終巻もクライマックス、残り50ページ。つ、ついに電車を乗り過ごした(笑)。

というわけで、警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結シリーズ、やっとこ読了。

写真を見れもらえればわかるとおり、結構なボリュームだったわ~。なんとロングなおおよそ2000ページ。
4冊になっているからといって続編、その続編、ではなくて大きくは1つの話。「長すぎて4分冊された」が近い。そうじゃないと緻密なストーリーに歪みが生じていただろう。特に4巻は心情描写と会話劇が多いので、長くなるのは致し方なし、か。

警察小説なんだけれど、実際には、罪と罰、生と死、信念と信頼、忠義と大義、激しいせめぎあいの中で描かれたのはズバリ「哲学」だったような気がする。
理解できない話が出てきたらナナメ読みした(^^;

荒唐無稽なのに実はノンフィクションなんじゃないか、そういう不安感をあおられる。非常に「重いハッピーエンド」というあたりもその感情を助長する。

ふーっ。おもしろかったけど、読むのにかなり力を使ったな・・(^^;

*  *  *

反動なのかな。今度は短いのを読んでる。

時間潰しに入った書店、文庫コーナーを隅から隅まで眺めて時計を見ると、ほぼ予定時刻。

「よし、行くか」。出口の脇のオススメコーナーに目がふと留まる。

[騙されたと思って10~14ページまで読んで](文言うろおぼえ)と書かれたポップ。騙されたつもりで10ページを開いた。

・・(12ページまで読んだ)・・(14ページ目を読んでいる)・・・ぬわっ!!

なんかヘンな驚き方をしてしまった(汗)。そしてそのままレジ直行。

それが、いしわたり淳治「うれしい悲鳴をあげてくれ

1話あたり数ページ、ショートショートの小説&エッセイ集だけど、まだ小説部分を読み始めたばかり。でも肌に合うというのかな。ちょっとダークでブラックなテイストがいい。

ネタバレになるので内容は書けません。書けないってば。でも人に言いたいっ(笑)。

まあエッセイ部分が肌に合うかどうかはわからないけど、1話ずつ読めば電車を乗り過ごすことはなさそうだ。

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